ストップ&スパーク
写真は、養成クラスの演技レッスンでの一コマ。
TAF恒例のストップ&スパークの練習をしているところです。
合図と同時に各自が思い思いのポーズを取っていくという一見簡単そうな課題ですが、
1.取ったポーズからピクリとも動かない身体バランス「ストップ」
2.合図と同時に一瞬でそのポーズになるための素早い動き「スパーク」
と、舞台役者には必要不可欠な要素が盛り込まれていて、コレが意外と難しい。。。
さらに、これ以外に――
3.通常の動きを倍以上の時間をかけて表現する「スローモーション」
があるんですが、これも演出によっては大きな効果を生み出すため、特に大きな舞台ではよく使われる技術。
TAFではこれら3つを「SSS(スリーエス)」と呼び、大きな舞台で演じるために必要な身体訓練として取り入れています。
センスや体力はあまり関係ないので、ちゃんと練習すれば誰にでもできるようになります。
舞台俳優でこれができると仕事の幅がグンと広がる、お手軽かつ見落としがちなスキルでもあります(笑)